リクルート健康保険組合

リクルート健康保険組合

文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

第1回 「知ってほしい! 女性のからだの基礎知識」

H26年5月21日(水)開催

リクルート健康保険組合では、昨年度に引きつづき本年度も女性向けの健康講座を開催することになりました。女性が自分の体の特徴を知り、体調コントロールにお役立ていただくためのもので、全3回シリーズを2回実施する予定です。
その第1回目が、H26年5月21日にサウス32階会議室にて行われましたので、その内容をお伝えします。

けんぽっぽ講座の講師を務めてくださるのは、北里大学東洋医学総合研究所の漢方医として活躍されている森裕紀子先生。当健康保険組合の婦人科相談医でもいらっしゃるため、毎月、みなさんの健康相談を受けてくださっています。その実感として、
「女性の体に関してもう少し知識があれば、悩まずに済んだと思う方が多かったですね」
とのこと。そこで、第1回は「知ってほしい! 女性のからだの基礎知識」というテーマでお話しくださいました。

参加希望者への事前アンケートで、とくに低用量ピルや子宮の病気に関して質問が多く寄せられていたので、以下の内容がお話の中心となりました。

低用量ピルについては、昨年、副作用のひとつである血栓症について大きく報道されましたが、森先生からは「避妊だけでなく、生理痛や月経前症候群(PMS)、子宮内膜症などの改善にも役立ちます。メリット・デメリットを天秤にかけて考えてみてください」とアドバイスをいただきました。

なお、森先生は産婦人科医でもあり、漢方にも詳しいので、生理痛や月経前症候群(PMS)については、各症状に合う漢方薬も詳しくご紹介くださいました。先生のお話を聞いて、漢方薬を試してみたいと思った参加者の方は多かったようで、質疑応答でも盛り上がりました。

また、子宮の病気に関しても、講座中に「子宮筋腫があり、医師からピルを勧められて悩んでいる」など、質問が多く出ました。「子宮筋腫は30代以降の女性の約20~30%にあります」と森先生。気になる方は多いと思いますので、次回、第2回の講座にて詳しくお話しいただく予定です。

今回の参加者の方からは、「少人数で質問しやすかった」「個別の症状も相談することができた」「主治医と違う意見も聞けてよかった」「気になっていたことが詳しくわかって勉強になった」などの感想をいただき、大変満足いただけたようです。興味をもたれた方はぜひ、次回のご参加をご検討ください。

※講座で使用した資料をご希望の方はリクルート健康保険組合「保険証」をお手元にご用意の上、☎ 03-6705-3383までご連絡ください。


ページ先頭へ戻る